内祝いを贈るタイミングに気をつける

内祝いはいつ配るのでしょうか

本来の内祝いは、無事な出産を知らせるべき人たちすべてに、お宮参りの日に、赤飯や餅を配るものでした。現在の内祝いは、出産祝いを頂いた方に、お祝い返しの品を送るのが一般的になっています。まず、子どもが生まれたら、仲人、親戚、親しい友人・知人に出産の通知を出します。また、お祝いの品を頂いた方以外の人で、何かと気遣いをしてくれた方にも、通知しましょう。手紙・はがき・カードなどに出産の日時や性別、出産時の体重、子どもの名前(ふりがなをつけて)などを書いて出します。 お祝いを頂いた方には出産通知は出さず、頂いたお祝いの3分の1から半額程度を目安にお祝い返しをします。頂いてから一か月以内に、砂糖やタオル、かつお節などの実用品を送るのが無難です。近頃は、子どもの名前が入れられる内祝いセットなども市販されています。送る品には紅白蝶結びの水引を掛け、熨斗紙は「内祝」とし、送り主は子供にします。

出産祝いに行く時期はいつ?

出産祝いの本来は、子どもの母親の実家から祝い着を贈るもので、それをお宮参りに着せるのが習わしですが、現在では両親の実家から、それぞれ実用的なものを贈るのが一般的になっています。出産後一週間くらいは、産婦の体調が不安定な時期ですから、友人・知人の出産祝いは、出産一週間以内に行くのは遠慮しましょう。特に肉親以外の男性が病院にお見舞いにいくのは、失礼になります。早くお祝いの気持ちを伝えたい場合は、祝電やカードなどを自宅に贈ります。 出産のお祝いには、産婦が充分に休養がとれてから(約一か月)訪問するとよいでしょう。前もってスケジュールを確認して出かけ、長居をしないように注意します。送る出産祝いの品は、親しい間柄であれば、希望を確かめてみるのもよいのですが、それが出来ない場合は、成長しすぐに着られなくなるベビー服よりは、六か月、一歳、二歳になってから使える衣類や玩具を贈るとよいでしょう。