お見舞いに対するお返しを贈る快気内祝い

快気内祝いとはどういうもの?

快気内祝いというのは、怪我や病気などから回復し元気になった時、お見舞いしてくれた人達へお返しを贈るお祝いです。似た言葉に快気祝いというものがありますが、快気内祝いとは違いがあります。快気祝いは病気や怪我が完治した時に贈るお祝いで、快気内祝いは退院はしたけれどまだ完治はしていない時に贈るものです。

退院祝いというものもありますが、こちらは病気や怪我をした人に対して贈るものなので、混同しないように気をつけてください。快気内祝いは、タオルや石鹸、お菓子などを贈ってお見舞いのお礼と回復した報告をします。ただし、快気祝いとは違い病気や怪我が完治していない状態なので、必ずしも贈る必要はありません。完全に回復してから、快気祝いを贈るというケースも多いです。

快気内祝いにマナーはある?

快気内祝いのマナーですが、まず贈る品物には注意しなければなりません。快気内祝いは、「病気や怪我が後に残らないように」という意味もこめて行うものなので、後に残るような品物を贈るのはマナー違反です。お菓子やお茶などの消え物ならば問題ありません。洗剤や石鹸などは普段よく使うものですし、「病気や怪我を洗い流す」という意味もあるので、喜ばれるでしょう。

金額にも注意してください。快気内祝いの相場は、お見舞いの2分の1か3分の1程度です。お礼の気持が強いからといって、高価なものを贈ると相手に気を遣わせてしまうので気をつけましょう。贈るタイミングは退院してから10日~1ヶ月後が一般的ですが、元気なのであれば、退院後すぐ贈っても問題ありません。